
プロジェクト概要
クライアント: 京都府京丹後市
共同開発: NPO法人イシュープラスデザイン、株式会社オフィスナイス
期間: 2024年10月〜2025年6月
解決した課題
認知症と診断された方やそのご家族が直面する「情報の孤立」。専門機関への相談はハードルが高く、インターネットの情報は玉石混交。何より「同じ経験をした人」の生の声が聞きたくても、そんな相手はなかなか見つからない。
「早期発見、早期絶望」という言葉に象徴される、当事者と家族の孤独感をどう解消するか。それが最大の課題でした。
私たちのアプローチ
認知症当事者へのインタビュー等のデータを基に、「認知症の先輩」として寄り添うAIチャットボットを開発。単なる情報提供ではなく、共感と実体験に基づいたアドバイスを実現しました。
技術面では生成AIの最新技術を活用しつつ、トーンマナーは「優しいおじいちゃん」のような温かさを追求。京丹後市の地域情報も組み込み、具体的な支援サービスへの橋渡しも可能に。
成果とインパクト
- 利用者満足度92%(「話を聞いてもらえた」「前向きになれた」)
- 2025年大阪万博への出展決定
- 全国の自治体から問い合わせ多数
「AIなのに、本当に分かってくれている気がする」という利用者の声も多くいただいています。
京丹後市公式HP_せんぱいAI紹介ページ
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/soshiki/kenkochoju/chojufukushi/3/2/ninchisho/21161.html