
プロジェクト概要
クライアント: 株式会社amoma(授乳服・マタニティウェアEC)
導入サービス: 授乳ほっとLINE回答生成支援AI
期間: 2024年1月〜運用中
解決した課題
amomaの「授乳ほっとLINE」は、授乳に関する悩みに専門的なアドバイスを提供する人気サービス。しかし、医療領域にも関わる繊細な内容のため、回答作成には膨大な時間とコストがかかっていました。
担当者は毎回、過去の膨大なQA集から類似事例を探し出し、それらを参考に慎重に回答を作成。1件の回答に相当な時間がかかり、スタッフの負担が非常に大きい状況ありました。
私たちのアプローチ
幸いamomaでは過去のQAをすべてデータベース化していたため、この貴重な知見をAIに学習させることに。
実装したシステム:
- 新しい質問をチャットボットに入力すると、AIが過去のQA集から類似事例を自動検索
- 関連する複数の回答例を参考に、回答ドラフトを自動生成
- 担当者は生成されたドラフトを確認・修正して最終回答を作成
医療に関わる内容のため、AIによる完全自動化ではなく、人間の専門知識による最終チェックは必須。「AIがサポート、人間が責任を持つ」という役割分担を明確に。
成果とインパクト
- 回答作成時間が大幅に短縮
- スタッフの精神的負担が軽減
- 回答の品質は維持(むしろ過去の知見を網羅的に参照できるように)
- より迅速に相談の対応が可能に
「効率化」と「品質維持」の両立。そして何より、スタッフが本来の仕事である「ママたちに寄り添うこと」に集中できるようになりました。